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スプレーコーター
トソモ iPREC
について

PRODUCT / TECHNOLOGY

iPRECについて

スプレーコーター トソモ iPRECSPRAY COATER TOSOMO iPREC

ナノメートル単位の薄膜塗布装置 トソモ iPREC スプレーコーターとは

ナノメートル単位の薄膜塗布装置スプレーコーティング装置 iPREC はスプレー塗布に必要な様々な機器が搭載された薄膜塗布システムです。
スプレーコーター iPREC は本体のパッケージ化により、
導入決定から運用開始までを短期間で実現することができます。

トソモ iPREC スプレーコーターは、ナノメートル精度の薄膜塗布を実現する、2軸の直交ロボットと塗装ブース、高精度薄膜スプレーガンを搭載し、精度が必要となる薄膜塗布作業を簡単な操作で自動化。
専門的な知識をもたずとも、ナノ単位の薄膜塗布できることを目指した、スプレー塗布装置です。
スプレーコーター iPREC は独自塗布制御機能により必要なエリアだけに薄膜塗布できるため、少量の材料でも無駄なく塗布。
また、スプレーコーター iPREC は密閉された塗布ブースを有しており、オフィスや大学の研究室などでも使用できます。

スプレーコーター

iPRECシリーズ4つの特徴

feature 01

ユーザーフレンドリーな設計

ユーザーフレンドリーな設計
  • 電源、エア、給排気を接続するだけで使用開始可能な簡単設計
  • 塗布条件の設定はタッチパネルによる直感的な操作性
  • 精密エアレギュレータ、スプレー圧力等の見やすいデジタル表示

feature 02

品質向上と安定

品質向上と安定
  • 連続とパルス、2種類の塗布方式を標準装備
  • 塗布条件等の設定値を保存できるレシピ機能
  • 塗布作業の自動化で作業者によるばらつきを抑え、安定品質を実現

feature 03

拡張性豊かな様々なオプション

拡張性豊かな様々なオプション
  • シート状ワーク吸着機能
  • スピーディ―に乾燥させる加熱機能付きテーブル
  • 昇降式洗浄カップ(ノズル先端の乾燥防止)
  • 塗布材料循環装置
  • 自動消火装置
  • 吸気・排気自動開閉ダンパー

feature 04

無機材料から有機材料まで様々な材質への塗布可能

無機材料から有機材料まで様々な材質への塗布可能
  • フィルム状基材への塗布に特化した機能と塗布テーブルを用意
  • 循環ユニットにより、分離や沈降のしやすいスラリー材料にも対応
  • 燃料電池や太陽電池など機能性材料の塗布
iPREC
iPREC RPS200 iPREC RPS300
200mmx200mm 塗布有効
範囲
300mmx300mm
最大300mm/s最大600mm/s 塗布速度 最大300mm/s
1 スプレーガン
搭載数
1

アクセサリACCESSORY

スプレーガン・ノズルセット

お客様の用途や材料、条件などに合わせて様々なスプレーガン、ノズルの中から目的に適したアイテムをお選びいただけます。

スプレーガン

薄膜塗布を主な目的とした
iPREC 独自のスプレーガン

スプレーガン搭載のマイクロメータとスプレーコーター搭載の微圧レギュレータにより、吐出量を精密にコントロール。
スプレーガンはエアスプレー方式で、無機材料から有機材料まで幅広い材料に対応。
材料キャビティは最小となるように設計されており、最も少ない場合は5ccの材料でスプレーガンから塗布可能です。
精密スプレーコーティング技術を活かした薄膜塗布装置 iPREC スプレーコーターは、iPRECスプレーガンとの組み合わせから、ムラの少ないミクロン単位の薄膜コーティングを実現する塗布システムです。

  • バルブ開閉部(ニードル・シート)は耐久性を考慮した超硬製
  • 開閉ストロークを0.01mm単位で調整可能
  • 耐溶剤性のシールを採用
  • 塗布材料を循環させることのできるステンレス製ボディ
  • 少量バレル(5cc~)や加圧タンクによる供給、ダイヤフラムポンプ等による供給などさまざまな液供給方式で使用可能
  • 最小化された液キャビティにより、少ない材料(5cc~)での塗布が可能
型番 IP1G
駆動式 エア駆動式
耐圧 0.5MPa
機能 吐出量調整機能
使用方法 スプレーノズルを取付して使用
スプレーガン

ACCESSORY 01

ノズル

ノズル先端の乾き防止および洗浄機構もご用意しています。

  • 塗布材料や条件により様々なノズルの選択が可能。
    詳しくはお問い合わせください。
型番 IP1G
タイプ 丸噴きエアスプレータイプ
ノズル口径 0.5mm~1.0mmから選定可能
ノズル

ACCESSORY 02

スプレー技術の基礎知識

スプレー塗布は、スプレーガンで液体材料を霧状にして付着させ、塗膜を作ります。
材料を霧状にする方法により、エアスプレー、エアレススプレー、静電スプレーに大別されます。

エアスプレー

液体材料を出す穴と、圧縮エア(コンプレサーエア)を出す穴を持ち、液体材料を圧縮エアに衝突させて霧状にします。
有機材料から無機材料まで使える材料の幅が広く、圧縮エアの調整により霧の状態を変化させることが可能。
薄膜から厚膜まで塗膜の厚さを自在にコントロール、仕上がりも美しいので幅広い用途で使用されています。

エアレススプレー

液体材料に高い圧力をかけ、小さな穴から材料を高速で噴出させて霧状にします。 吐出量が多く、粘度が比較的高い材料も使用できるため、厚塗りと高速での塗装作業が可能。船舶や橋梁など幅広い面積を厚く塗るのに適しています。
低圧でのエアレスの場合、霧化に圧縮エアを使用しないため閉塞した容器の内面への塗布が可能です。ただし吐出量が多いため、薄膜の塗布には適していません。

静電スプレー

エアスプレーやエアレススプレーで霧化させた液体材料の粒子に高電圧を掛けて帯電させます。
帯電した液体粒子はアースされた被塗布物に引き寄せられて塗着。高い塗着効率を得られます。
主に、自動車のボディや鋼製家具の塗装工程など、面の広い製品への塗装に使用されています。
ただし被塗布物に導電性が必要です。

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